プロボネット・コンサルティングサービスでは、起業したいという思いを実現するお手伝いを専門スキルを持ったクルーによりいたします。すべてがプロボノ活動であり、対価は一切いただきません。
起業を志し、検討を始めたところ、やるべきこと、分からないこと・手が足りないことが多すぎて途方に暮れていないでしょうか? そもそもその思いを文字で表現することが難しい、マーケットの分析ができない、潜在的なお客が誰か分からない・決められない、製品・サービスの設計に苦心している、事業計画の作成を手伝ってほしい、資金調達の仕方が分からない、適切なプロモーションの方法を知りたい、などなど。仮にこれらが決まったとしても、一人で走りきることは大変です。このため、伴走してほしいという声も聞かれます。
これまでプロボネットは、中小企業・ベンチャー企業の経営者、NPO・NGOを主な対象として無償コンサルを提供してきました。その活動は10年を超え、これまで200を超える団体を支援しております。そこで培った、一定の品質を担保し、経営者の皆様に満足いただけるコンサルティングを無償で実施できる様々な仕組みを起業準備者にも提供することにいたしました。お申込みは「コンサル申込み」からお気軽にお申し込みください。
プロボネットとは?
プロボネット(プロボノ・コンサルティング・ネットワーク)では、会社員として働く専門家の皆様と中小企業・ベンチャー/NPOとを結びつける仕組みを提供することで、中小企業・ベンチャー/NPOへの無償支援コンサルティ ングを実施しています。
2009年11月から活動を開始し、既に200件程度のプロジェクト実績があります(2020年12月現在)。常に2~3件のプロジェクトを実施しています。
なお、プロボネットには、理念に基づき、他のプロボノにはない以下の特徴があります。特に、社会貢献というだけではなく「実践的な経験を積む場を提供」することによるクルーの能力向上や、各種活動を通じたリアルな社外ネットワークの構築機会などを提供していくことも大きな目的と考えています。
- NPOだけでなく、中小企業やベンチャーに対する無償支援も行います。
- 法律や会計などの特殊な分野だけに留まらず、あらゆる分野にまたがり「コンサルティングサービス」を提供します。
- プロボノ活動を実施するクルーの立場に立った活動機会の提供を致します。
★プロボノとは?
ラテン語で「公益のために」(Pro bono publico)の略語であり、法律や会計、広報といった職業上の専門性を生かし、公益活動に無償で携わる活動のことを言います。従来のお金だけの寄付や、専門性の少ないボランティア活動とは区別された、より高付加価値な社会貢献活動の一つの形と言えます。米国では、広く市民活動の一つとして活発に活動がされており、ボランティア参加者からも「本業のための勉強になる」「異業種交流で視野が広がる」「自己実現につながる」などの声を受けて広がりつつあります。
プロボネット・コンサルティングのフロー例
プロボネット・コンサルティングメニュー
セカンドオピニオンサービス(略称SOS)
- 2時間×1~2回程度でのアドバイス(相談)サービスです。通常は平日の夜19時から21時に行います。
- 経験豊かなコンサルタントが課題の整理と解決の方向性について口頭でのアドバイスを行います。
- 電話やメールでも可能です。
- 主に下記12種類のカテゴリーの中から希望の内容(経営課題)を予めお聞きした上で、適切なプロボネット会員を紹介させていただきます。その後、訪問もしくは電話等で2時間程度お時間をいただき課題をお聞きするとともに必要なアドバイスを行います。なお、開始前にNDA(秘密保持契約)を締結します。
最終報告書の目次例
セカンドオピニオンサービスの主なカテゴリ
- 経営戦略・課題分析サービスM&A、 グローバル・海外進出、事業承継 など
- リスク全般分析サービスリーガルリスク分析サービス(企業法務)、保険最適化 など
- 組織・人事人事評価、組織デザイン、労務、 メンタル問題 など
- 会計・経理
- 資金調達補助金、助成金、金融機関対応 など
- 研究開発戦略知財対応、知財戦略 など
- 企画・新規事業
- 営業・マーケ・プロモ
- IT系基幹業務系、Web系、ネットワーク、ハードウェア系 など
- 業務分析
- 技術生産技術、 各種エンジニアリング など
下記を満たしていただく必要があります。
- 事業内容が公序良俗に反しないこと
- 営利企業の場合、売上10億未満であること
経営サポートサービス(略称SS)
- 経営サポートサービス(SS)では、クルー2~4名程度のチームを編成し、隔週1回、合計4回(約3ヶ月)程度のディスカッションを実施させていただきます。その中で、課題を掘り下げながら随時アドバイスを実施していきます。
- セカンドオピニオンサービスで解決ができず、一定の条件を満たした場合、次のフェーズとして本格的な仮説作成までお手伝いします。
- 毎回、紙の資料を御用意します。
- 最終回には、それまでの議論の内容や課題の明確化、解決の方向性などを取りまとめて報告させていただきます。その後、アンケートによりフィードバックをお願い致します。
今後「アフターフォロー相談制度(SSA)」について試行予定です。SSAでは、SS完了後、数か月後にSS後の実行状況について確認させていただき、追加フォロー・相談可能とするものです。
これまでコンサルティングを受けられたクライアント様の声
今までコンサルティングサービスをご提供させていただいたクライアント様からのアンケート結果の一部です。
- プロの適切なアドバイスを頂き非常に役にたちます。今後このNPO活動が定着していく中、キーポイントでのご意見、指導をお願いしたいと思って居ります。今後とも宜しくお願い致します。
- とても丁寧に、私達のことを考えて頂き感謝しております。私達の問題点がよく見えました。内側にいると見えないことが、客観的にまた知識のある方にみて頂くことは、素晴らしいと思いました。
- この度は経営サポートサービスを提供していただいたお陰で経営を客観的に見直すいい機会になりました。ありがとうございました。
- 短い時間に凝縮して内容の濃いアドバイスをいただき、ありがとうございました。お蔭様で問題点が明確化して、今後の方針も具体的に進めて行く準備が出来たと思います。経営コンサルタントについては、莫大な費用が掛かると思い、最初の相談をするのに敷居が高すぎて、躊躇していましたので、このような無償のサポートはコンサルタントへの導入に前向きに検討出来ると思います。
- 無償で、お忙しい中自分の為だけに皆様時間を費やしてくださりありがとうございました。4回という回数であっという間で、仕事や、経営をお伝えして理解していただくのにも時間をとりますので、短い期間ですから、当然4回でそんな簡単に、結果を出すには限度があると思いました。それでも、色々なご意見や、多くの方々の目を通して診断をしてもらい、教えて頂くことばかりで大変ためになり、感謝しております。自分で事業をしていると、頭が頑なになりがちですのでこういう機会は本当に貴重だと思います。又機会がありましたらよろしくお願いいたします。
- それぞれの方がスキルの高い方ですので、1回のアドバイスでもかなり参考になるご意見をいただきました。